かつてサッカー界で「怪物」と呼ばれた元日本代表のストライカーが、宮城で第2の人生を歩んでいます。今年から仙台大学サッカー部の監督に就任した平山相太さん。現役引退から6年、なぜ宮城で指導者になったのか。初めてテレビカメラの前でその思いを語ってくれました。

「平成の怪物」のいま

仙台大学サッカー部監督 平山相太さん:
「油断とかしている場合じゃないし、一秒も無駄にしている場合じゃないので、全員でいいトレーニングして試合に向かっていきましょう」

9月17日、宮城県柴田町にある仙台大学サッカー部の練習場。選手たちのトレーニングに熱い視線を送っているのは、サッカー元日本代表でベガルタ仙台にも所属した平山相太さん(39)です。

記者:
「メニューは監督が考えるんですか?」
仙台大学サッカー部監督 平山相太さん:
「そうです。優しいですよ全然」

平山さんは、今年4月から仙台大サッカー部の監督に就任しました。平山さんといえば、長崎の名門・国見高校時代に全国大会で2年連続の得点王を獲得。190センチを超える体格を生かした圧倒的な決定力を武器に「平成の怪物」として注目を集めたストライカーです。

海外やJリーグでもゴール決めるなど活躍し、オリンピック代表やA代表にも選出された経験を持ちます。