きょう19日は彼岸の入りです。鹿児島県内の墓地では、花や線香を持った人たちが墓参りに訪れていました。
鮮やかな赤色に染まったヒガンバナ。枕崎市の市営墓地では、先月の台風10号の影響で倒れた墓石もある中、彼岸の入りに合わせて墓参りをする人の姿が見られました。
訪れた人たちは花や線香を手向け、先祖の眠る墓に静かに手を合わせていました。

(訪れた人)「父親と妻が入っている。いつそばにいけるかわからないけど、1週間に1回は会いに来ている。亡くなってから妻のありがたみがわかる」
(訪れた人)「(おじとおばに)いつもいつもお世話になっていたので墓参りが楽しみ。暑い。毎日水をかえないと枯れてかわいそう」
県内では19日、最高気温が阿久根で35.5度、中甑で34.7度、東市来で34.4度となるなど真夏並みの暑さまで上がったところもありました。