“カスハラ”内容を即座にテキスト化 AIを使った対策も

井上キャスター:
企業側の“カスハラ”対策としてAIを使う取り組みが行われています。

損害保険大手「三井住友海上火災保険」では、顧客との通話内容から暴言などの“カスハラワード”をAIが検知。カスハラの内容をテキスト化し、管理する上司らへメールで通知を行うことができる。そうすることで、対応している従業員も、その場で何かできなくても証拠が残るので、自分を守ってもらえるんじゃないかと安心できる。こういう取り組みも広がっています。

ホランキャスター:
怒りを感じていても、それをどう伝えるかというのは消費者側としても常に意識しなければいけないと思います。

萩谷麻衣子さん:
今回の条例で罰則はないにしても「カスハラは駄目なんだ」ということを周知していくのであれば、それだけでも効果が大きいなと思います。

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<プロフィール>
萩谷麻衣子さん
弁護士
結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当