なぜ女は自殺を図ったのか…事件当日の詳しい行動とはー

事件当日の午前、女は実家で両親と話をしたといいます。

Q母とはどんな話を?
―「たたいてごめんね」と言われました。

前日「いま借金はどこにどれだけしているか」「これから自分がどう生きるか」を話しているなかで頭を叩かれました。「うつ病の人に頑張れとは言えないけど、頑張れ」という言葉もありました。

私ももう一度立ち直ろうと思っていましたが、励ましの言葉がどんどん減っていきました。自分なりにできる範囲で失敗しないようにしてきましたが、失敗が多くなって、事務仕事ができなくなりました。けどまた頑張れと言われる。

Q死にたいと思ったのはどの時点?
―実家から自宅に帰ってきてからです。

Qあなたは自宅のどこにいましたか?
―リビングにいました。私のほかに飼っている犬がいました。

Qリビングでは何を?
―テレビをつけ、コーヒーをいれ、ソファに座りタバコを吸いました。
ソファには新聞がありました。私が失禁するので。今までの話し合いを思い出して2回ほど失禁しました。1回目失禁して紙パンツを履き替えて、それからまた失禁して普通の下着に着替えました…ふとここ数日間のことを思い出し、自分が生きていればまた同じことを繰り返してみんなに迷惑をかけてしまう、私がいなくなればいいと思いました。自分は生きていてはいけない、消えてしまいたいと思いました。