正体は「薄明光線」発生の仕組みは?

また、石川気象予報士によると、詳しい仕組みはこうです。

薄明光線の仕組みイメージ


「薄明光線」は雲の切れ間や端から漏れた太陽光が大気中の微粒子に当たって光線のように見える現象です。

薄明光線仕組みイメージ


今回のケースでは、雲の塊により太陽光が遮られ、影になった部分が青くみえたとみられます。

夕方の「薄明光線」は、積乱雲ができやすい夏場によく見られる現象ですが、ここまで青色の柱がくっきりと現れる光景は、石川気象予報士もこれまでに見たことがないとのこと。

米子の空に現れた珍しい幻想的な光景。9月中旬に夏の現象が起きたことも今年の残暑の異常さを現わしていると言えそうです。