「青い帯」の正体は?専門家に見てもらうとー

この青い筋の正体は何なのか。
鳥取地方気象台に問い合わせてみると…


鳥取地方気象台 山本高男 防災管理官
「『薄明光線』といわれるものになると思います。太陽の光が雲のすき間を抜けて、それが水滴とかに当たってできる現象です。

太陽が上の方にあって下の方に向かって、雲があったりすると、雲のすき間を抜けて光るようなものもありますし、今回のような夕方であると、逆に太陽が下の方にやってくるので、それが雲を抜けて上の方にこういった柱のような形で見えます」

これは「薄明光線(はくめいこうせん)」と呼ばれる気象現象とのこと。

早朝・もしくは夕暮れ時の「薄明」の時に見られ、雲のすき間から太陽光が漏れる現象で、「天使のはしご」とも呼ばれています。