毎年約5200本が倒木 “危険な街路樹”見分け方は? 根や幹にキノコが…

良原キャスター:
イチョウの木といえば街路樹としても親しまれていますが、街路樹の倒木は全国で毎年起こっています。

全国の街路樹、約720万本を調査したところ、毎年平均で約5200本が倒木しているといいます。内訳は、強風などの災害が約3700本。そして腐食などが約1500本だといいます。

樹木医に“倒木の危険”のある樹木について見分け方も聞いてみました。

▼葉がある時期に葉が少ない・茶色
→枝が枯れている可能性

▼木の根元などにキノコが生えている
→根や幹が腐っている可能性

こういったことを少し意識してみてみるといいかもしれません。

井上キャスター:
工事現場を歩いていて、落下物のリスクを考える経験はありますが、木の脇を歩いていて、木が落ちてくることを想定したことはなかったですね。

ハロルド・ジョージ・メイさん:
倒木の約70%が風や台風の影響ということですが、普通に歩いていて、大きな枝が落ちてくるなんて想定しないので本当に悲惨で稀な事故ですよね。

ホランキャスター:
その木が実をつけるのかどうか、どういう状態の木なのかということを知っておくのは重要なのかもしれないですね。

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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者
1963年オランダ生まれ
現パナソニック・アース製薬の社外取締役など