拡大するタンパク補給食品市場と多様化する商品

 プロテインなどタンパク補給食品の国内の市場規模は約2700億円。筋トレブームに加えてコロナ禍の運動不足解消が拍車をかけ、この10年で3倍になりました。増える需要を取り込もうと、商品も多様化しています。
 
 大阪市内の会社「Ultimate Life」では、プロ仕様のものから、成長期の子ども向けのものまで約9種類のプロテイン商品を企画・販売しています。
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 (Ultimate Life 田中久登取締役)「こちらは完全栄養プロテインと呼ばれるものです。一般的なプロテインはタンパク質がメインになっていますが、それ以外の栄養素を多分に含んでいます。朝が忙しくて食パン1枚しか食べられてないみたいな方に、摂取していただきたいと考えています」

 この日、会社ではダイエット中の人をターゲットにした新商品の開発が行われていました。
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 (Ultimate Life 大崎芳朗さん)「ピーチの香りがする粉を入れまして、そこに甘みとかいろんなものを足していってピーチの味に仕上げていく」

 ダイエット向けに配合した食物繊維などに由来する苦みをどう隠すか、様々な味付けを試します。
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 (Ultimate Life 田中悠貴社長)「あ~、後味にちょっとだけくせがありますね。香料によって隠しやすいものと隠しづらいものがあるので、そこが差として表れている感じがしますね」