中国船との衝突が相次いでいた南シナ海のサビナ礁から巡視船を撤退させたフィリピン沿岸警備隊は、「降伏するつもりはない」として中国の実効支配を許さない姿勢を強調しました。
両国が領有権を争う南シナ海のサビナ礁をめぐっては、中国による軍事拠点化の疑いがあるとして、フィリピン側が今年4月から大型巡視船を派遣。
しかし、中国海警局などの船がフィリピン側の補給活動を妨害し、船の衝突が相次ぐ事態となり、フィリピンの巡視船はサビナ礁から撤退しました。これにより、中国が実効支配を強める可能性も指摘されていますが、フィリピン沿岸警備隊は16日、中国に対抗する考えを強調しました。
フィリピン沿岸警備隊の報道官
「沿岸警備隊と軍は、この海域の主権を決して放棄しない」
「降伏するつもりはなく、今後も船の派遣を続ける」としています。
一方、中国海警局は「中国の領土主権を著しく侵害した」として、フィリピン側を非難しています。
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