労使協定を超える時間外労働や割増賃金の未払いがあったとして、静岡県磐田市の磐田市立総合病院が2023年7月に磐田労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かりました。
磐田市立総合病院は、労使協定で医師以外の職員の時間外労働の上限を年間720時間以内と定めています。
磐田労働基準監督署が2022年度を対象に調査したところ、臨床検査技師、看護師、事務職員の計5人が労使協定で定めた上限を超えて時間外労働をしていたことが確認されました。5人はいずれも新型コロナウイルスの対応に当たっていて、臨床検査技師の1人は年間の時間外労働の上限を364時間超えていたということです。
また、これとは別に事務職員27人について、2023年3月から6月までの4か月間、実際の出退勤の記録と残業申請に大きな違いがあることが確認されました。
病院は2023年7月に磐田労働基準監督署から「是正勧告」を受け、是正勧告から2か月後に是正報告書を提出し、27人の事務職員には時間外労務手当計約300万円を支払ったということです。
病院の担当者は取材に対し「この1年間、労基の指導に基づいて適切な労務管理に努めてまいりました。引き続き取り組みたい」と話しています。
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