“四面楚歌”の中でも続投を主張するワケ
泉氏は、斎藤知事がこの“四面楚歌”の中でも「続投」と言い続けていることについて、“官僚出身”という一面も影響しているのではないかと見ています。
(泉房穂氏)「『やっぱり自分は間違っていないんだ。自分はなるべくして知事になり、知事としてやることをやってきたし、自分には非がない』という思いは強いと思う。官僚の特質といわれるパターン。政治家は民意で選ばれて結果・責任を負う立場で、責任の2文字をよく使います。官僚は基本的にはそうではない。やってきたことを基本的に否定しないわけです。仮に間違ったことをしていても『事情があったから謝ることではない』と。今の斎藤知事もまさに中央官庁の官僚、悪しき官僚の特徴が今に続いてしまっている。根っこのところにある『間違ったことは自分はしていない』というところじゃないかと、私は推察しています」














