苦言を呈したら着信拒否された!?
(泉房穂氏)「斎藤知事は私に限らず(県内の)どの市長や町長ともほぼ連絡をとろうとなされなかったので、他の市長や町長からも『新しい知事さん、まだ顔も見ていない』というような話もあった。私も知らない関係じゃなかったし、『やっぱり知事である以上、市長や町長との連携は大事だと思うんだけど』と、苦言というか電話を(斎藤知事に)させていただいたんです。その後、着信拒否されてしまった経緯だから、そういう意味ではなかなか明石市長としてお会いしたくてもお会いできなくて」
泉氏によりますと、当選後、斎藤知事と直接会うことができたのは就任から8か月後。県内の市長や町長との連携はあまり積極的ではなかったと泉氏は感じていました。
そして、今回の一連の問題については次のように述べました。
(泉房穂氏)「兵庫県庁の組織文化の問題が大きいと思っています。どっちを向いて仕事をするかという時に、県庁職員が県民ではなくて知事に嫌われないように、知事の意向に沿うように動く特性があったと思う、前々から。(Q県庁内で知事にブレーキをかけられる人がいなかった?)『お前が言える立場か』と言われる立場だと自覚していますが、ポイントは(知事が持つ)強大な権限をどう使うかだと思うんですよね。強大な権限を兵庫県の改革とか県民の生活向上とかのために、ある意味、反対があっても強大な権限で押し切るのは私はありだと思いますが、それを兵庫県のためとか県民のためでなくて“自分のほしいものをゲットするため”みたいな形になってしまうと、権限の使い方が違う」
インターネット上では、斎藤知事のレベルについてきていない部下にも問題があるのではないかという意見も。部下とのコミュニケーションという部分では「斎藤知事の気持ちがわからなくもない、という思いはあるか?」と泉氏に聞くと…
(泉房穂さん)「ありません。全くないです。どっちを見て政治をするかです。市民のため町のために政治をするのか、市民や町を見ずに自分のほしいものをゲットするために権限を利用するのか。基本的に、政治の権限の使い方が全く違っていると私は思っている」














