先月13日に山形県酒田市のコンビニエンスストアで店員を脅し逮捕された宮城県の37歳の男について、山形地検はきのう、恐喝と銃刀法違反の罪で起訴しました。

恐喝と銃刀法違反の罪で起訴されたのは宮城県塩竈市の会社員の男です。

起訴状などによりますと、男は先月13日、酒田市のコンビニエンスストアで鎌を持ち店員を脅したうえ、買い物かごと歯磨き粉など14点を持ち去ったとされています。

当時、男がもっていた鎌は柄の長さが1メートル以上、刃渡りおよそ25センチのもので、男はレジカウンターにいた店員に「お金を出していただけるとありがたいです」などと言って脅していました。

男はコンビニでの犯行の後に新潟県の商業施設の駐車場にいたところを警察官に職務質問され、鎌の柄で警察官に襲い掛かったなどとして公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていました。

その後、警察は強盗と銃刀法違反の容疑で再逮捕していましたが、検察は今回、恐喝と銃刀法違反の罪に切り替え起訴しました。