新たな視点と独自取材でお伝えする「eyes23」。全員丸刈りで、体や顔にタトゥーが入った受刑者が所狭しと並ぶ場所。ここは"元ギャング"が収容される中米・エルサルバドルの巨大刑務所です。"世界で最も恐ろしい"といわれる刑務所の内部に日本メディアとして初めてカメラが入りました。

日本のメディア初 “世界最恐”ギャング刑務所を取材

大橋純記者
「見えてきました、巨大な建物。入り口には銃を持った兵士たちがたくさん立っています」

壁の高さは9メートル…
絶対に逃げ出すことはできないといいます。

中米・エルサルバドルに建設された定員4万人の巨大刑務所、「テロリスト監禁センター」。

大橋記者
「いきなりありました。そして… いま声をかけられました。一斉にこちらを見ています」

受刑者たち
「…」

誰も何も言いません。じっと、こちらを見ています。

大橋記者
「顔や手にたくさん入れ墨をしているのがわかります。こちらをにらみつけてくるような受刑者もいます。すごい迫力」

収監されているのは殺人や誘拐など、複数の凶悪犯罪にかかわったギャングの元メンバーとされています。