食事は手づかみ、枕や毛布も使えず・・・プライバシーほぼ無し 犯罪500件の男「誰もこの場所に収容されてほしくない」
受刑者の生活は当然、過酷です。
フォークやナイフなどは凶器として使われる可能性があるため食事は「手づかみ」と決められています。

プライバシーは無いに等しく、就寝時間も照明に照らされ、枕や毛布も使えません。

殺人や強盗など500以上の犯罪にかかわったという受刑者。
本人の意思を確認した上で、特別な許可を得て話を聞きました。
ギャンググループの元リーダー
「ここは厳格な規律と厳しい服従を求められる刑務所だ。5つ星のホテルではない」
ギャングに加わったのは13歳のころ。
刑務所に入り、これまでの人生を後悔していると言います。

ギャンググループの元リーダー
「子どもたちには『ギャングに参加しない方がいい』と伝えたい。子どもや若者はもちろん、かつての敵であった人たちも、誰もこの場所に収容されてほしくない」