日本の南海上で発生した「台風13号(バビンカ)」は、今後発達しながら日本へと近づき、3連休には強い勢力で沖縄を直撃する可能性があります。南西諸島では熱帯低気圧の影響で大気の状態が不安定になっていますが、台風の接近により、3連休は「大荒れ」「大しけ」となる可能性があります。
「台風13号」発達しながら北上 日本への影響は?
気象庁によりますと、台風13号は、発達しながら日本の南を北上し、14日から15日頃にかけて、暴風域を伴って強い勢力で南西諸島に接近するおそれがあります。
南西諸島では、台風の影響で次第に風が強まって13日はしけとなり、14日以降、大荒れや大しけとなるおそれがあります。
また、南西諸島では台風周辺からの暖かく湿った空気が流入し、大気の状態が不安定となるため、雷を伴った激しい雨が降り大雨となる所がある見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、強風や高波、落雷や突風に注意が必要です。
さらに、西日本の太平洋側でも、13日は、うねりを伴った高波に注意が必要です。
ちなみに台風の呼称について、気象庁によりますと、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、2000年から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、共通のアジア名として、加盟国などが提案した名前を付けることになっているということです。
今回の台風13号はマカオが提案した「バビンカ」で、これは「プリン」から来ているということです。














