リニア中央新幹線の長野工区初公開
2日公開されたのは、山梨県から長野県にまたがる南アルプストンネル、全長およそ25キロのうち、8.4キロの掘削を行っている長野工区です。
現在はリニア中央新幹線が通る「本坑」と、地質調査などを目的とする「先進抗」の掘削が進められています。

1日におよそ5メートル程掘り進められていますが、行政手続きの遅れなどでスケジュールは当初の予定よりおよそ1年半遅れています。

また、静岡県はトンネル工事によって大井川の水の量が減少することを懸念し、静岡県内での建設を反対。静岡工区は着工に目途がたっておらず、当初予定されていた2027年の開業は難しい状況になっています。