大分県杵築市の大分農業文化公園るるパークでは、深みのある黄緑色が美しいコキアが見頃を迎えています。

るるパークにある広さ約5000平方メートルのフラワーガーデンには、およそ4000株のコキアが植えられています。ことし6月に園の職員が苗を植え、大切に育ててきました。

園によりますと、コキアは例年9月下旬から色づき始め、紅葉のピークは10月中旬とみられ、一面が深紅に染まるということです。

ことしも順調に生育がすすみ、大きいものでは高さ80センチほどに成長。丸くて愛らしい形が訪れた人たちの心を和ませています。

(来園者)「素晴らしい色で風が爽やかだしすっきりした気持ちでいま楽しんでます」「幸せな気持ちになります。紅葉した赤いのも見に行きたいなと思いました」

(るるパーク・世満陽子さん)「非常に強い台風でしたので一部斜めになったり葉っぱが落ちてしまったりしました。赤くみえているところも一部あるんですけれども癒しのひとときを過ごしていただけたらうれしいなと思います」

るるパークではコキアが鑑賞できる期間中、およそ13万人の人出を見込んでいるということです。