25歳の看護師は「予備自衛官」

八戸市の病院で看護師として勤務する田名部真弥さん(25)。大学を卒業して4年。泌尿器科と外科と救命科がある混合病棟で患者のケアにあたっています。
田名部真弥さん
「人に手を差し伸べられるような、人の助けに添えるようなことをしたいと思っていたので、救命科の混合病棟で働いています」
その田名部さんにはもうひとつの姿があります。それは…。

予備自衛官です。
「予備自衛官」は1954年の自衛隊発足とともにつくられた制度で、社会人や学生としてそれぞれの職業に従事しながら年間5日間の訓練を受け、有事や災害などの際に自衛官として活動します。

非常勤の「特別職国家公務員」で、手当ては月額4000円。対象は18歳~52歳未満であれば誰でもなることができます。