市民の台所、盛岡市中央卸売市場の水産物部。

この時季は気象やサンマの回遊するルートによって、日々の入荷状況やサイズが変化していきます。
(盛岡水産一般鮮魚課・佐藤彩斗課長代理)
「水揚げは例年よりは少し安定していますが、サイズ的にはやや小ぶりになってきている。今後どうなるか分からない状況です」

また、三陸産のサンマが食べられるのはいつごろになるのでしょう。
(盛岡水産一般鮮魚課・佐藤彩斗課長代理)
「サンマが三陸に潤沢に入るのは早くて9月の末ぐらいから10月にかけて。今の漁場がもう少し近くなって南下してくれば三陸への入船が増えてくると思います」

長引く不漁により今ではすっかり高級魚になったサンマ。水産関係者も消費者も水揚げの回復によって「庶民の味」の復活を期待しています。