自民党総裁選に出馬を表明している林芳正官房長官が、五ヶ瀬町や高千穂町を訪問して、町民と意見交換しました。

林芳正官房長官は、県選出の江藤拓衆議院議員の案内でまず、五ヶ瀬町役場を訪れ、おととしの台風で、被害を受けた町道やスキー場の復旧工事の進捗状況などを聞きました。

続いて、高千穂町で和牛110頭を飼育している繁殖農家、田邊貴紀さんの牛舎を訪問。

田邊さんは、農家の高齢化やエサ代の高騰など畜産をとりまく課題のほか、消費拡大を訴えました。

このあと、地域の若者たちとの意見交換会が行われ、農業や地域活性化について意見を交わしました。

(林芳正官房長官)「資材とかエサ(高騰)対策、これは今までもやってきていますが、これからもしっかりやっていかないといけませんし、和牛の対中国輸出、こういうものにも取り組んでいきたいと思っています」