アメリカのトランプ前大統領が有罪評決を受けた不倫口止めをめぐる裁判で、ニューヨーク州の裁判所は量刑の言い渡しをおよそ2か月延期し、大統領選後の11月末に行うと発表しました。
この裁判は、不倫の口止め料をめぐって業務記録を改ざんした罪に問われていたトランプ前大統領に対し、起訴された34件すべてで「有罪」の評決が下されたものです。
ニューヨーク州の裁判所は6日、トランプ氏への量刑言い渡しを当初予定されていた今月18日から2か月あまり延期し、大統領選後の11月26日に行うと発表しました。
担当判事は延期の理由について、「裁判が大統領選に影響を与えたと受け止められるのを避けるため」と説明しています。
量刑言い渡しの延期はトランプ氏側が「投票に影響を与える」として求めていたもので、今回の決定を受けトランプ氏は「この裁判は選挙妨害を狙うカマラ・ハリスらによる政治的な攻撃」「正しく終結されるべきだ」などとSNSに投稿しました。
量刑言い渡しが11月5日の大統領選の前から後に延期された今回の決定は、トランプ氏にとって追い風となりそうです。
アメリカ トランプ前大統領
「マンハッタン地方検事による私への魔女狩りは延期された。私は何も悪いことはしておらず、何の事件性もないと誰もが気づいたからだ」
トランプ前大統領は量刑の言い渡しが延期されたことについてこのように述べたうえで、裁判について「カマラ・ハリスと民主党急進左派による選挙妨害だ」と主張しました。
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