トヨタ自動車東日本の岩手工場は、国の認証を不正に取得していた問題を受けて6月から停止していた「ヤリスクロス」の生産を、4日再開しました。

トヨタ自動車の子会社のトヨタ自動車東日本によりますと、岩手県金ケ崎町にある岩手工場でのヤリスクロスの生産を4日午後7時ごろからの夜勤帯で再開したということです。

トヨタ自動車は6月、大量生産に必要な「型式指定」を取得する際の認証試験での不正が明らかとなり、岩手県内で生産されるヤリスクロスを含む3車種の生産を停止していました。
国土交通省が安全性を確認し、7月に出荷停止の指示が解除されたことを受けて9月2日に3車種の生産を再開させる予定でしたが、台風10号の影響で4日にずれ込みました。

岩手工場のヤリスクロスの生産はおよそ3か月ぶりです。