岐阜県高山市の小学校で、クマに遭遇したときの対処法を学ぶ講習会が開かれました。

4日、岐阜県の職員による出張講習会が開かれたのは、高山市の岩滝小学校です。

標高761メートルの山間部にある岩滝小学校では、ことし6月に通学路付近でクマが目撃され、その後1週間は保護者が子どもたちを車で送迎するなどの対策に追われました。

講習会で、子どもたちはツキノワグマの生態について学んだあと、出会ったときは静かに後ずさりをすることや、万が一襲われそうになった場合に役立つよう、頭や顔を守る姿勢を体験するなどしていました。

(4年生)
「頭を守ることを知れてよかった」
(6年生)
「普段から『クマ鈴』を付けたり、みんなで話しながら登下校して、クマと出会わないよう心がけたい」