スーパーなどでお米の品薄状態が続く中、待ちに待った「新米」が流通し始めました。
ところが、今年のお米、例年になく 高騰しているようなんです。

9月20日ごろから“品薄状態”は解消か 昨年比+1000円の店舗増える

良原安美キャスター:
新米の季節がやってきました。

今年の新米について、日本米穀商連合会の相川英一専務は、猛暑や台風など天候の影響は少なく、順調に流通し始めているといいます。

さらに9月20日ごろからは、新潟や秋田などの新米が全国に流通し始める。今の品薄状態は解消していくのではないかということでした。

しかし、新たな心配事が出てきました。

きょう(9月3日)、番組スタッフが都内で買ってきた佐賀県産コシヒカリ(5kg)は3700円でした。去年は2925円と、800円近く値上がりしていることになります。

相川専務によると、1000円から1200円ほど値上がりしている店舗が多いということです。

井上貴博キャスター:
去年の価格と比べると結構上がっていることが多いですが、去年(2023年)はまだコロナ禍で需要が減って、値段が下がっていた。ある程度コロナ禍前を考えると、戻った銘柄もあれば、少し上がっているメーカーもある。その辺りをどう見るかですね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
先日、茨城に行ったときにお米を買ってきたという話をしましたが、そのとき一緒に行っていた女性の方とも「高いですよね」という話になりました。でも買わないとしょうがないので、やむを得ず買いましたけど、値段は上がっているなと実感はすごくあります。

ホラン千秋キャスター:
猛暑や台風など天候の影響はないけれども、「高いまま推移しそう」ということには理由があるわけですよね。