燃料装荷とはどんな作業なのか?

女川原発2号機で始まった「燃料装荷」とはどのような作業なのでしょうか。

核燃料は現在、燃料プールで水の中で保管されています。これを「燃料交換機」というクレーンで吊り上げます。

その後、原子炉圧力容器の真上へと移動させます。1本あたりの長さはおよそ4.5メートル。ウランなどで作られた燃料棒81本を束ねた状態になっていて「燃料集合体」と呼ばれるものです。

そして、燃料集合体を原子炉圧力容器に入れていきます。この作業が1週間ほどで560回繰り返されます。原子炉に燃料を装填した状態になるため女川原発2号機は再稼働の最終段階に入ったことを意味します。