12年ぶりの初戦突破!そしてあこがれの場所、神宮球場へ

そして8月14日に迎えた全国大会の初戦。試合は序盤から西宮香風の打線が爆発、主導権を握ります。特に輝いたのが三浦くん。4安打5打点と大活躍です。
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スタンドには三浦くんの家族の姿が。
(三浦くん父 隆之さん)「学校行けないときがいっぱいあったので、ちょっと信じられないですね。中学校も野球やっていたんですけど、途中でやれなくなった。野球で西宮香風に行きたいって。勉強もそれでやれるようになったので、親としては最高ですね」
守っては、息ぴったりのプレーでピンチを凌ぎます。20対2(5回コールド)の快勝で12年ぶりの初戦突破となりました。勝利の立役者の三浦くん、うれしそうに家族のもとに向かいます。
(三浦くんの家族)「ナイスバッティング!さすが!かっこいい!」
(三浦悠太郎くん)「恥ずかしいですけどうれしいですね」

2戦目は神宮球場。ついにあこがれの場所にやってきました。試合は4点を追う6回、満塁のチャンスでこの日、ヒットを打っている寺井くん。しかし、相手ピッチャーを打ち崩せません。
そのまま最終回を迎え、2アウト1塁。もうあとがない場面で打席にはキャプテン・重松くん。
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なんとポール直撃の2ランホームラン。
最後まで粘りを見せます。しかし、反撃はここまで。西宮香風の熱い夏は幕を閉じました。

(重松虎汰郎くん)「このメンバーで全国行けたのも、みんなのおかげだし、こんないい球場で試合できたし、みんな悔しい思いしたけど、何かしら学んだことはあると思うので、来年は2回戦・3回戦で終わるんじゃなくて、それより上を目指して頑張ってほしいなと思います」
(井上宗典監督)「感動しました。お疲れさん。やり残した人もおると思うし、やり切った人もいると思うけど、今後の学校生活や人生につなげてほしいな思います。じゃあ、みんなで胸張ってね、西宮に帰りましょう。お疲れさまでした」














