24時間、365日稼働し続ける地域医療の要、鳥取県米子市の鳥大病院高度救命救急センター。
医師不足がさけばれるなか、この春、期待の男性新人救急医が誕生しました。
過酷な救急医療の最前線から見えてきたものとは。
緊急性の高い重篤な患者を24時間体制で受け入れる三次救急医療機関、鳥取大学医学部附属病院高度救命救急センター。
「はい、鳥取大学高度救命センター医師の藤井です。カー要請?はい、わかりました」

この場所で、慌ただしくドクターカーの要請に対応する男性。
藤井直人医師、倉吉市出身の28歳。
鳥取大学医学部を卒業後、研修医生活を経て、今年4月、このセンターに加わった期待の新人救急医です。