蚊を‟増やさない”対策
年の夏は雨の日が少なかったため水溜りが少なく、あっても猛暑ですぐ蒸発していたことで繁殖が抑えられていました。9月の秋雨で“増やさない”対策が必要です。

蚊が成虫になるまでの期間は、イエカの場合、水中で約10日間。
外に出ているバケツや植木鉢の受け皿は、週1回は確認をして水を捨てましょう。
恵俊彰:
ペットボトルのキャップの水だけでもタマゴを生んだりするんでしょ?
害虫防除技術研究所所長 白井良和氏:
数ミリの水深があれば幼虫が育つことができます。
蚊に‟刺されない”対策
▼蚊の針が皮膚に届かないようにゆったりとした服を着る
▼蚊は風に弱いので、扇風機をスイングモードでかけたり、うちわやハンディファンで自分に風をあてる
▼家に入るときにフェイントをかける
(蚊はゆっくりと上下しながら飛ぶので、急なスピードに対応できない)
恵俊彰:
フェイント?ドアを開けてからすばやく動くってこと?
害虫防除技術研究所所長 白井良和氏:
玄関から3m~5m下がって、遠くに行ってからダッシュで入るという意味です。
蚊をおびき寄せて、自分だけサッと入る。
恵俊彰:
先にカギを開けておいた方がいいね。カギを開けて、下がって、ダッシュする。
エレベーターに乗るときも気をつけなきゃいけませんね。
(ひるおび 2024年9月2日放送より)
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<プロフィール>
白井良和氏
害虫防除技術研究所所長
医学博士 30年以上蚊を研究