今回の台風10号の最大の特徴は、「ノロノロ」。
東西の高気圧にブロックされ、スピードが上がりませんでした。
そのため、全国的に大雨となり、8月1か月の平年雨量の2倍以上降った所もありました。
それにより、土砂災害も発生しました。

低気圧に変わりましたが、弱くなったのは風だけです。

低気圧になってもノロノロ 衰えるのもゆっくり

「ノロノロ」の原因は、東西から高気圧に通せんぼされていることでした。

これは、台風が低気圧になっても変わりません。

ゆっくりゆっくり東に進んでいきますので、雨が降りやすい状況が長引くことになります。

そしてもう一つ変わらないのが、今回のようにある程度地中に雨がたまり地盤が緩んでいる場合ほんの少しの雨でも、災害発生する点です。
これも、台風が低気圧に衰えたとしても変わりません。