越境台風とは

日本の気象庁とアメリカの気象機関とで、太平洋の台風や熱帯低気圧を監視するエリアが決まっています。図でいうと日付変更線(経度180度線)の左側、北西太平洋が気象庁の担当エリアで、右側の太平洋北部と中部がアメリカの担当エリアです。

世界気象機関HPより(一部加工)

アメリカの担当エリアで発生した「ハリケーン」や「トロピカルストーム」などが、日付変更線を超えて日本側に入ると、監視の担当がアメリカの気象機関から日本の気象庁に変わり、「台風」と呼ばれるようになります。