今回の台風10号では、宮崎県内の全域で停電が相次ぎました。
現在も急ピッチで復旧作業が行われています。

(武澤直穂記者)
「突風の影響で停電している東大淀地区では、現在もこのように急ピッチで作業が進められています」

九州電力送配電によりますと、台風10号の影響で県内では最大およそ1万8000戸が停電しました。
このうち、1万4000戸が宮崎市での停電でした。

九州電力送配電は、連日、復旧作業を続けていて、突風被害のあった東大淀地区では、30日、高圧線の復旧や、倒れた電柱の建て替えが行われました。

(九電工の作業員)
「1分1秒でも速く、電気を届けるために、災害復旧にがんばっている」

県内では、30日午後6時現在、およそ50戸で停電が続いていて、九州電力送配電は、できるだけ早い全面復旧を目指すとしています。