▽兄・太輝選手(琉球コラソン主将)
「沖縄に来て少しでも羽を伸ばしてくれたら、って感じで」
「みんな雄斗を憧れの目で見ると思うので、そういったものを再認識してもらって雄斗には次に向かって頑張ってほしい」

五輪出場はかなわなくても、東江雄斗選手は子どもたちの憧れの存在


「沖縄の子たちも雄斗に会えるのはなかなかない機会だと思うので、この機会を十分楽しんでくれたらと思います」

東江は、五輪代表の落選が決まった直後も沖縄の家族のもとに帰ったといいます。

▽東江雄斗選手
「まずは、今一緒にいたい人といるのが一番かなと。やっぱり東江家は僕自身もそうですけど、ハンドボールでできた家族だと思うので」

失意の弟を支えた兄・太輝選手(琉球コラソン主将・左)


「コラソンの練習にちょっとお邪魔してリフレッシュ感覚でハンドボールをさせてくれたし、自然とハンドボールに戻れるような環境を家族が作ってくれたので」

「そこでやっぱり自分にはハンドボールしかないと、改めて再確認できた」

来週開幕するハンドボールの新リーグ「リーグH」で(今季からの新リーグ名称)ジークスター東京の一員として新たなシーズンに臨む東江。

▽東江雄斗選手
「今シーズン、“覚悟”をテーマにしてやっている」

「どんなことにも流されず、やると決めたことをしっかり全うしたい気持ちがある。じゃないと自分で自分を超えることができないんじゃないか」

ハンドボールの楽しさを味わって、勝負の舞台に立つ覚悟を決めた東江。そのプレーで観客を魅了する、新たなシーズンが始まります。(取材 下地麗子)