県出身のハンドボーラー・東江雄斗選手。出場が有力視されていたパリオリンピック™の代表から落選後、初めてカメラの前でその思いを語りました。今どんな思いでハンドボールに向き合っているのでしょうか。
▽東江雄斗選手
「正直今回の講習会は、僕が何かを伝えることはちょっと今の段階では…、心の底から伝えられることが今の気持ち的にはなかなかできないと思うので、逆に元気をもらおうかなっていう」
「子どもたちの講習会ではあるんですけど、僕のための講習会でもあるのかなって」

4日、ハンドボール教室に参加するため帰郷した東江雄斗(31)。パリ五輪への出場が有力視されていたなか、6月。周囲も驚く思わぬ展開が待っていました。
パリ五輪代表から、落選。
▽東江雄斗選手
「話を聞かされた時は頭の中が真っ白というか、何も考えられない状態だったし、正直落選してからは、ハンドボールのことなんて何も考えたくないというか、一旦ハンドボールから離れたいなというのは、ありました」
大学時代から8年以上選出され続けた日本代表。オリンピック・アジア予選では代表キャプテンとして、36年ぶりとなる自力での五輪出場権獲得に貢献。

しかし、昨シーズンの途中、右足のアキレス腱を痛めました。