木原防衛大臣は8月26日に起きた中国軍機による領空侵犯について、中国側に対し「発生した原因を含め、しかるべき説明を求めている」と明らかにしました。

8月26日、中国軍の「Y-9」情報収集機が長崎県五島市の男女群島沖で日本の領空を侵犯したことについて、木原防衛大臣はきょう(30日)の会見で、中国側に対して「外交、防衛、双方のルートで発生した原因を含め、しかるべき説明を求めている」と明らかにしました。

木原防衛大臣
「様々なレベルで意思疎通というものを行っているところであり、これからも行ってまいります」

木原大臣は中国側から具体的な説明があったかについては明言せず、中国軍機の意図や目的についても、「確固たることを答えることは困難」だと述べました。