日本は厳しい気候状態に…

(坪木教授)
「台風の東側、非常に広い範囲にわたり、大量の水蒸気の流れ込みが起こっています。東海地方は、その真っ只中にある。2018年の西日本豪雨あるいは、もちろん2000年の東海豪雨、それに匹敵するような危険度になっているのではないかと思います」

29日午後2時半過ぎ、地球観測衛星が宇宙から撮影した写真では、日本全域が雲に覆われています。台風が弱まっても水蒸気が流れ込むため、過ぎ去るまでは雨への警戒が必要となります。

(坪木教授)
「熱帯のような暖かい気候になりつつ、注意度の激しい気象現象がプラスされていくのが日本なんです。さらに厳しい気候状態に、今変わりつつあるという風に捉えて頂くのがいいと思います」