普段なら捨ててしまう「タマゴの殻」に60年に渡って絵を描き続ける男性がいます。きっかけは少年時代の忘れられない出来事。男性は、ワークショップを通じてこどもたちに作り方だけでなく自身の経験から得た学びも伝えています。
「えっぐおじさん」のワークショップ
8月6日、仙台市泉区の児童センターで、真剣な表情で筆を動かすこどもたち。

取組んでいたのはタマゴの殻に絵を描く「エッグクラフト」です。こどもに教えている男性は、宮城県名取市の菊地克三さん(73)です。「えっぐおじさん」の愛称で県内外でエッグクラフトのワークショップを開いています。

菊地克三さん:
「こどもたちの笑顔を見るときですね、それが一番うれしい」