水面に車の屋根 事故を防ぐ“風船”

(報告:越智駿平記者)
「車が沈んでいます。1.5~2メートルほどでしょうか。茶色く濁った水の表面に、うっすらと車の屋根を確認することができます」
こうしたアンダーパスでの事故を防ごうと、名古屋市は2015年から、出入り口に「エアー遮断機」を設置。

豪雨などで、アンダーパスの水深が15センチを上回ると検知器が反応し…「冠水通行止め」と書かれたビニール製の袋が、風船のように膨らむ仕組みです。
現在は、名古屋市内30か所のアンダーパスのうち、12か所に設置されているということです。

一方で、浸水した車からの脱出は、かなり難しいようです。