石川博康 気象予報士
「今回のポイントは予報円が大きいことと、速度がゆっくり進むため影響が長引くことです。」

台風中心が入る確率70%を示す予報円が木曜日は九州と中国四国地方、金曜日は中国地方から関東までかかっています。

石川博康 気象予報士
「台風は、自分の力では動くことできず、周りの風に流されて移動するんですが、今回はその風の予想が難しくなっているんです。また台風のスピードも木曜日で10キロ程度と駆け足程度の速さ。遅い分影響が長引きそうです。」

台風は今後、九州地方に近づく見込みですが、山陰でも近づく前から外側の雨雲がかかり、大雨の可能性があります。

そして木曜日から金曜日にかけては雨と風が強まる見込みです。

石川博康 気象予報士
「こちらのシミュレーションでは山陰地方に中心が近づく予想を出していて、金曜日ごろは大荒れのおそれがあります。台風が過ぎたあとも北風が流れ込み、土曜日までは雨風が強い状態が続きそうです。」