ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から半年が経過しました。倉敷市では、新たにウクライナから避難してきた69歳の女性を受け入れることになりました。


(バビィ・イエブゲニアさん)
「こんにちは」


倉敷市役所を訪れた、バビィ・イエブゲニアさんです。ウクライナ西部の都市・リビウで一人暮らしをしていました。


ロシアの軍事侵攻が続くなか、19年前から倉敷市で暮らしている娘のリリヤさんからの提案で避難を決意し、8月21日に来日しました。


(娘のバビィ・リリヤさん)
「ウクライナはすごく危ない。今は安全だけど、明日はどうなっているか誰も分からないから」


(バビィ・イエブゲニアさん)
「最初来るときはストレスが多くていろいろあったけど、空襲警報の音も聞こえないし、サイレンも聞こえないから、とても安心しています」

伊東香織市長からは、支援金20万円が贈られました。到着後、イエブゲニアさんは娘の家族と一緒に暮らしていて、孫にウクライナ料理を振舞うことが楽しみだと話します。


(バビィ・イエブゲニアさん)
「どこにも行っていないけど、いい感じ。久しぶりにも孫に会えたからすごく嬉しいです」

岡山県内では現在、イエブゲニアさんを含めてウクライナからの避難民9人が生活しています。