待望の24年産米「てんたかく」のできは?
そんな中、26日、富山県砺波市で待望の「てんたかく」の初検査が行われました。検査が行われたのは8月19日から2日間に渡って砺波市と南砺市で収穫された早生品種の「てんたかく」およそ13トンです。
検査では、粒の大きさや水分量、カメムシによる被害などを調べました。今年は連日の猛暑に加えカメムシが大量発生し、品質の低下が懸念されましたが、水の管理や草刈り、害虫の駆除を徹底した成果が実り、検査された全てが1等に格付けされました。
JAとなみ野 清原一郎次長:「昨年よりも若干カメムシの被害は多いということですが、全量1等だったということで、おいしいてんたかくを味わっていただければ」
全国的にコメが品薄になる中、「てんたかく」は富山県産米のトップバッターとして市場に出回ります。
JAとなみ野・清原一郎次長:「直売所の方も令和5年産のコメがだいぶ減ってきておりますので、早く新米ほしいよというお声を聞いておりますのでぜひおいしい『てんたかく』を味わっていただければなと考えております」
「てんたかく」は、27日から道の駅砺波で販売がスタートし、その後、富山県内外へ出荷されます。