JA全農とやまが発表したことしの概算金は「てんたかく」の一等米で、60キロあたり1万5100円と、去年より3500円高く設定されました。概算金の値上げに基づきコメの価格は値上がりするとみられます。
他にも、主力品種「コシヒカリ」の一等米で1万6000円、また、「富富富」の一等米で60キロあたり1万6800円といずれも去年より3000円高く設定されました。すべてのうるち米が3年連続増加。概算金の額は直近の10年で過去最高額となりました。
JA全農とやまは値上げの理由として、米以外の食料品の価格上昇により市場での米の需要が高まっていることや、肥料や原油価格の高騰で、生産コストが増加していることを挙げました。