台風10号は、今後発達しながら日本の南を北上し、27日以降には非常に強い勢力で西日本から東日本にかけて接近するおそれがあります。
西日本から東日本にかけては、27日から28日は大荒れの天気となり、海上では大しけとなるでしょう。台風の進路や勢力によっては、警報級の大雨や高潮となるおそれがあります。北日本では、28日から29日は大荒れの天気となるおそれがあります。
続いて石川気象予報士の解説です。
石川博康 気象予報士
「台風10号は27日ごろから日本に近づきそうです。最新の予想では西日本から東日本にかけて上陸し、北日本にも近づくおそれがあります。列島を縦断するため影響が広範囲にわたる可能性があります。
また海水温が高いため台風が発達しながら近づいてきます。
非常に強い勢力で日本に近づく予想となっていて、全国的に大荒れの天気になる見込みです。
また海外の気象データをみても、アメリカ・ヨーロッパともに気象庁と同じようなルートをたどると予想しています。
今のうちに避難経路を確認したり、飛ばされやすいものを片付けるなど台風への備えをお願いします」