アメリカ大統領選に向けた民主党大会。最終日の22日、締めくくりにハリス副大統領が演説し、打倒トランプ氏に向けて自らへの支持を呼びかけました。
民主党 ハリス副大統領
「アメリカ大統領候補として(民主党の)指名を受諾します」
民主党の大統領候補の指名受諾演説で、ハリス副大統領は、「私はすべてのアメリカ国民のための大統領になる」と述べ、女性・黒人・そして、アジア系として初めての大統領を目指す決意を示しました。
さらに、トランプ氏が大統領に返り咲けば「深刻な結果になる」と指摘し、こう訴えました。
民主党 ハリス副大統領
「我々は後戻りしない!」
また、「北朝鮮の金正恩総書記のような暴君や独裁者に寄り添うつもりはない」とトランプ氏とのスタンスの違いをアピールし、国際協調を重視する考えを表明しました。
演説を見た参加者
「より多くの人が彼女を検討することを期待します」
「言葉は言葉でしかなく、行動を見たいです。でも、楽観と希望を持ってよりよい方向に進んでいると思っている」
大統領選は11月。実は、その勝敗に大きな影響を与えるとして、「ある人たち」が存在感を高めています。
それは…。
インフルエンサー クリス・マウリーさん
「みんな注目してくれ!今、民主党の全国大会にいるんだ!」
ごった返す会場で、スマホで自撮りをしながらしゃべる男性。TikTokのフォロワー数がおよそ37万人と、アイドル並みの人気を誇るアメリカの有名インフルエンサーです。
クリスさんのTikTokより
「インフルエンサーが会場に入れるんだ。ハンパなく刺激的な空間だよ。みんながハリスに投票することにワクワクしてる」
自撮りしながら、硬派な社会問題や政治を本音で語る姿が人気を集め、2年も経たずに大学生が有名インフルエンサーに。その発信力が民主党政権の目に留まり、シカゴで開かれた全国大会に招かれたのです。
「ハリスとウォルズを当選させなきゃ!そのために僕らはここにいるんだ」
クリスさんは会場で撮影した動画や生配信で、ハリス副大統領への支持を訴えました。
記者
「民主党の全国大会の会場です。ステージのすぐ近くには、今までにはなかった場所が作られています。インフルエンサー専用のブースです」
今回の大会では初めてインフルエンサーの生配信が許可され、招待されたインフルエンサーはおよそ200人。
インフルエンサー ホリー・ウィークスさん
「初めて民主党の全国大会に来ました。この大会の大切さを伝えることは、私たちの大事な役割です」
インフルエンサー アーロン・パルナスさん
「既存メディアが衰退する中、インフルエンサーはSNSでニュースや考えをシェアできます」
インフルエンサーが配信や編集をできるスペースが用意されているほか、政治家とのコラボレーションも民主党が手伝っています。
インフルエンサー クリス・マウリーさん
「とてもクールなことです。民主党全国大会も、ほかのイベントでも、みんながSNSの力に気づいてくれるのは本当に嬉しい」
民主・共和両党は著名人だけでなく、狭い範囲でも深く支持されているインフルエンサーも重視する方針をとっています。
インフルエンサー クリス・マウリーさん
「民主党からは、自分たちの意見と違う内容の発信であってもサポートすると言われました。(言論の自由の保障は)本当に素晴らしいことです。次の選挙でSNSが最大のメディアになっていても驚きはないです」
一方のライバルの共和党も同様で、先月の全国大会におよそ100人のインフルエンサーを招いています。
11月の選挙に向け、インフルエンサーをめぐる戦いがますます過熱しそうです。
注目の記事
「神様、私を狂い死にさせてください」 信号無視による事故で中学1年生の娘を失った母 事故直前の娘を映した映像にのめりこむ日々【前編】

バナナに塩をかけるだけ 食べる熱中症対策 「塩バナナ」医師が考案 トレイルランナーの栄養補給から生まれる 山梨

法改正で”危険運転”の要件が明確化 酒は?スピードは? それでも裁けない悪質事故と法整備の現在地 酒田市の事故は、今回の改正でも危険運転にならない可能性(山形)

「形見になるようなものがない、髪の毛も」 新名神の6人死亡事故から4か月 遺族が初めてカメラの前で心境語る 弁当を作って待っていたけれど…「主人は帰ってこない」

お腹をすかせた中学生3人…通りかかった食堂で「PayPay使えますか?」「ごめんなさい、現金だけなんです」その後の展開は…SNS投稿に大反響のワケ「こういう出会いって宝物」「読んでて涙出た」

「ペットボトル症候群」1.5リットル以上で発症リスク 子どもは特に危険 薬剤師がすすめる最強ドリンク









