旧統一教会をめぐっては霊感商法や多額の献金以外にも人生や家庭を壊された被害者が数多くいます。かつて、合同結婚式に参加した元信者が、結婚の実態について語りました。

■「野菜の競りのよう」元信者が語る合同結婚式

1988年の合同結婚式に参加 元信者 洋子さん
「合同結婚式っていうのが『祝福』って言われるんですけど、それを受けないと本当の意味で天国に入れないっていう教えを学んでいく」

旧統一教会の元信者の5人が取材に応じました。合同結婚式に参加するために韓国に到着すると・・・。

1988年の合同結婚式に参加 元信者 妙子さん
「私がその時感じたのは、野菜の競りみたいだなと思って。前で私の相手の人が、誰々と名前を出してそれぞれハイって言って、そこに行く」

1988年の合同結婚式に参加 元信者 洋子さん
「韓国の相手の人の、顔とか 雰囲気を見たときに、全然タイプじゃなかったんで。えーって正直思いましたよ。本当にいろんな人がいらっしゃるから、すごい高齢の方が相手だったりとか」

また、韓国人の夫に暴力的な行為を受けたケースもありました。

1988年の合同結婚式に参加 元信者 きょうこさん
「仕事を定着して持っている人じゃなかったので、私に対してお金の無心をしてくるようになりました。そのイライラがすごく募ったみたいで相手がすごく怒って首をがっと絞められて。もうこのまま殺されるのかなって」