すみやかに“止水板”を設置できる仕組み

こうした事態を避けるため名古屋市営地下鉄の駅では出入り口の階段に駅員が「止水板」を設置しますが、2019年のゲリラ豪雨では設置が遅れ、栄駅や伏見駅が浸水したことも。

これを受け新たな対策が…。

(村上真惟記者)
「地下鉄栄駅の出入口です。大雨による冠水に備えて、浸水警報装置が設置されています」

地面の近くに取り付けられていたのは「浸水警報装置」。

一定の時間、水につかると駅長室の警報器が鳴り、すみやかに止水板を設置できるということです。今年度から浸水のリスクが高いと予想される駅に設置が始まりました。

27日(火)~28日(水)に、日本に上陸する可能性が高まる台風10号は接近前から大雨に見舞われる恐れも。厳重な警戒が必要です。