次世代に伝えるために…

遺族同士が思いを共有するだけでなく、次の世代へ伝えていくための気持ちを強くする、そんな大切な場所になっていると感じました。

東北大学大学院生 矢崎碧さん:
「520人という数字を見るだけだとなかなか想像できないが、登る中で一人ひとりの名前を見ると、ほんとにこの人たちが飛行機に乗っていて山で亡くなったということを感じた。私たちが登って、それをまた登った者として伝えていくことが大事だと実感した」

震災で長男を亡くした田村孝行さん:
「記憶に残って、次につないでいくんだろうと思っているから、若い人にも色々な事件や事故などを見てもらって、頭に入れてもらって次につなげてもらえたらいいと思う」