生理のつらさを体験できる装置 男性アナ「日常の動作がつらい…」

 こうした中、男性も生理のつらさを体験できるという装置「ピリオノイド」が注目されています。MBS河田直也アナウンサーが実際に体験してみました。
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 下腹部につけたパッドに電気信号を送り筋肉を収縮させることで、生理痛を再現するといいます。強さは3段階、まずは「弱」を体験します。痛みの波がランダムに襲ってきます。

 (河田アナ)「こんな感じですか、もうこれで十分痛いですよ。鈍い痛み」

 続いて「強」にすると…

 (河田アナ)「うわ…これはなかなかですね…。ほんまですかこれ。変な汗かいてきましたよ」

 「強」が多くの女性が感じる生理痛に最も近いといいます。

 この装置は女性が痛みに耐えながら生活していることへの理解を深める目的で、企業の研修などで利用されています。

 (河田アナ)「立ったり座ったりもけっこうきついですね。なんてことのない日常の動作が非常につらい。女性からすると『やっとわかったか』ということかもしれませんね」
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 (大阪ヒートクール 伊庭野健造さん)「そうですね。これを日常感じていたことを男性が全くわかってなかった。女性はフラストレーションがあったんだろうなと思います」