被害総額は2億円に迫る

宮城県警によりますと、こうした官公庁をかたる特殊詐欺被害の件数は、今年7月末までに県内で11件発生し、被害総額はあわせておよそ1億9460万円に上っているということです。

特殊詐欺の手口は年々巧妙化しています。振り込み限度額の大きいネットバンキングに誘導して巨額の金をだまし取る手口も増えてきているということで注意が必要です。また、今回のように警察官がLINEで警察手帳や逮捕状の画像を送ることは決してありません。警察は自動音声の不審な電話がかかってきたら一度電話をきって警察署などに相談してほしいと呼びかけています。