島根大学に、焼畑農法に取り組むサークルがあります。
サークルの名前は、「里山焼かんかね?」。ちょっと危ない名前な感じもしますが、学生たちはいたって真剣。その取り組みを取材しました。
勢いよく燃えるススキや、切り倒したクルミの木。ここは、島根県奥出雲町八川地区。この日、島根大学のサークル「里山焼かんかね?」のメンバーがこの土地に火を入れ、焼畑を行いました。
焼畑農法は、草や木を焼き払い、残った灰を肥料にして、作物を栽培する農法。
火を入れることで、害虫なども焼き払い、作物に良い土壌を作ることができます。
島根大学サークル「里山焼かんかね?」木津たお さん
「ゆっくり火が回りつつ、あまり風にもなびかずに、土を焼いていってくれているので、土も豊かになってるじゃないかなと思う。全国で、ここまで大々的に焼畑をしているサークルはないんじゃないですかね」